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廃棄物から翼へ

香港上空の航空機

弊社のバイオ燃料

廃棄物、がらくた、ゴミ。どんな言葉でも、それが世界中で環境問題になっていることはご存じでしょう。しかし、この環境問題を解決策として利用したなら、どうなるでしょうか。そう考えたのが、フルクラム・バイオエナジー(Fulcrum Bioenergy)社です。弊社はこの持続可能なバイオ燃料企業に投資しており、廃棄物を低炭素ジェット燃料に転換することで、運航時の排出量の削減を目指しています。

地域の固形廃棄物は、家庭、公共スペース、ショップやレストランなどの商業施設から排出されます。2017年のデータによると、香港では毎日1万トン以上の廃棄物が捨てられ、その40%が企業活動から発生しています。フルクラム社は、米国で同様の問題に遭遇し、廃棄物が多すぎることと、輸送による温室効果ガスの排出量が多すぎること、この2つの問題を同時に解決できる技術を開発したのです。キャセイパシフィックは、フルクラム社が製造した燃料で運航する初の航空会社の一員となります。

*従来のジェット燃料と比較すると、持続可能なバイオ燃料はライフサイクル温室効果ガスの排出量を最大80%削減できます。

廃棄物処理会社は、フルクラム社の工場に廃棄物を配送します。廃棄物は、食品廃棄物や天然物などの有機物と、プラスチックや金属などの無機物に分けられます。有機廃棄物には、ジェット燃料の構成要素である炭素と水素が含まれています。炭素と水素を抽出するため、有機廃棄物は超高温で熱処理され、廃棄物からガスに変わります。ガスはその後、二酸化炭素や不要な粒子を除去するために洗浄され、最終加工の工程でジェット燃料となります。

この革新的な技術によって、農業用地と競合することなくバイオ燃料を生産できるのです。実際に従来の化石燃料ベースのジェット燃料と比較して、循環過程における炭素排出量を80%以上削減すると同時に、廃棄物の処理量と埋め立てに必要な土地の面積を削減しています。弊社では、廃棄物の削減、再利用、リサイクルを常に重視しています。しかしながら、廃棄物の発生が避けられない場合は、資源として利用できるよう率先して取り組んでいます。